日本に「生きてるうちに勝てる?」 21世紀に入って未勝利…中国悲嘆「4軍に負けた」

日本代表に2失点完封負けの中国代表【写真:産経新聞社】
日本代表に2失点完封負けの中国代表【写真:産経新聞社】

中国は日本に0-2で完封負け

 中国代表は7月12日、韓国で開催されているEAFF E-1サッカー選手権の第2戦で日本代表と対戦し0-2で敗れた。中国の識者やファンからは、この結果に対し“概ね順当”と受け止める反応が寄せられている。

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 950日ぶりに出場の長友佑都をはじめ、第1戦からスタメン全員を入れ替えた日本と対戦した中国。試合は、前半11分にFW細谷真大、後半19分にDF望月ヘンリー海輝にゴールを許し、そのまま終了のホイッスルを迎えた。これで韓国戦に続いて、2試合無得点での連敗となっている。

 日本戦を受け、中国人ジャーナリストの陳寧(チェン・ニン)氏は、「21世紀に入り、未だに日本に勝てていない。現状の個々の能力差を見れば、今後も当分は勝てないだろう」と悲観的なコメントを残した。同じくジャーナリストの李リ・シュアン氏も「予想より良い結果だったと思う。多くの若手選手にはいい経験になった」と、実力差を前提に結果を受け入れている。30年以上アジアサッカーを取材し、現地観戦した馬徳興(マー・デーシン)氏は「日本の4軍に負けた。長友はどれだけ汗をかいただろう」と自嘲気味に敗戦を嘆いている。

 また、SNS上では日本戦を見たファンから「生きてるうちに、日本代表に勝つのを見ることはあるのだろうか?」「アジア最終予選での0-7の敗戦は、真の実力差だったのだろう。日本がベストメンバーならそれくらいやられるのも納得」と淡々とした反応が寄せられていた。

 来る最終戦では、日本が韓国と優勝を争う一方で、中国は香港と3位を賭けて争う。日本、韓国に負けるのは予想できていたとしても、香港にも勝てなければ国内では大きな批判が巻き起こることは間違いなさそうだ。中国にとっては次の香港戦こそが、真の大一番なのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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