森保監督が大胆采配、スタメン総入れ替え…中国撃破でE-1連覇に王手「全体共有をしっかりしていこうと」

日本が2-0で中国に勝利
日本代表は7月12日、韓国で開催されているEAFF E-1選手戦第2戦の中国戦に2-0で勝利した。チームを率いる森保一監督は初戦のホンコン・チャイナ戦からスタメン総入れ替えを決断。「こうやって総替えしたことで選手たちがいいチャレンジをしてくれた」と評価した。
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森保監督は8日の初戦ホンコン・チャイナ戦から総入れ替えしたスタメンで5人を代表デビューさせ、DF長友佑都を950日ぶりに代表戦のピッチに送り込んだ。前半11分、MF田中聡からの縦パスを受けたFW細谷真大がゴール正面で反転して右足シュートを決めて先制に成功し、後半18分には右45度付近でボールを受けたDF望月ヘンリー海輝が、斜め後ろに相手を外して左足を振り抜くと、相手DFに当たったボールはGKの逆を突いて追加点のゴールになった。
スタメン選考と起用方針について指揮官は「まずこの大会、この試合、全員でできるだけ多くの選手がプレイした中で勝ちたいということで総替えをして、我々スタッフも普段Jリーグを見ていて、素晴らしい選手たちを招集させてもらったので、総替えをしたことでこうやって選手たちはいいチャレンジをしてくれて、難しい戦いをものにしてくれたので、良かったと思います」と、全てJ1所属のクラブから招集したメンバーについて話した。
また、森保監督は無失点で終えた試合内容についても「一戦目から二戦目ということで、チームとしても全体共有をしっかりしていこうと選手たちがチャレンジしてくれましたし、一戦目に失点したところを反省する課題を持ちながらも、今回ゼロに抑えながら勝利をもぎ取ってくれたことは、選手たちの意識の高さが素晴らしかったと思います」と評価していた。
15日の最終戦では同じく2連勝の韓国と対戦し、得失点差で上回る日本は引き分け以上で連覇を達成することになる。アウェーで迎えるタイトルの懸かった日韓戦へ向け、森保監督は「一戦一戦、勝利を目指して戦っていく中での試合、非常に難しい戦いになると思いますけど、勝って我々を応援してくださる方々に喜んでいただけるように、全力を尽くしたいと思います」と気を引き締めていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















