継続と挑戦…「2トップがあるかも」 森保監督が明かしたプラン、中国戦で“全員変更”も

中国戦の起用展望を明かした森保監督【写真:Noriko NAGANO】
中国戦の起用展望を明かした森保監督【写真:Noriko NAGANO】

森保監督は前回大会で全26人を起用した「必然的に絞られてくる」

 森保一監督率いる日本代表は7月12日に韓国で開催されているEAFF E-1選手権の第2戦・中国戦に臨む。第1戦の香港戦は6-1で大勝。先発6人、途中出場の4人の合計10人がA代表デビューを飾った。3試合を通して、招集26人の“全員起用”を目指す指揮官は中国戦で「2トップあるかも」と宣言した。

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 香港戦は土曜日に開催されたJリーグから移動込みで中2日という厳しい日程で行われた。前半は勢いを持った攻撃を仕掛けた森保ジャパンも後半はトーンダウン。それでも試合前日からミーティング3回を重ねて6ゴールを奪取した。

「(先週水曜日に試合があった)広島と神戸の選手は中2日、中2日で3試合目だった。暑くて移動もあった。それでもコーチ陣が役割分体で各パートから選手に伝えてくれ、常に共有しながら選手が思い切ってプレーできるような戦術をよく練ってくれた」

 急造チームは試合翌日となった9日も疲労を考慮してGK2人以外は宿舎で調整。中国戦でのテーマはチャレンジと継続だ。

「できれば全ての選手をこの3試合で使いたい。Jリーグからのタイトな日程の中で代表全体の底上げをする。E-1という国際試合の中で経験を積んでもらって成長に繋げてもらいたいので、必然的に(起用選手は)絞られてくるかな、と」

 大幅入れ替えを示唆した森保監督。前回大会の2022年も第1戦の香港戦から第2戦の中国戦でスタメン11人全員を変更し、GK谷晃生を除いた25人をピッチに送り込んだ。第3戦で谷を起用して全26人がキャップを刻んだ。

 今大会でも全員変更の可能性はある。だが、変わらないこともある。

「形(システム)は同じ形でまずは行こうと思っています。2トップがあるかも」

 香港戦では途中から4バックもトライしたが、スタートは3バック継続の方向。そして、2トップにも挑戦するようだ。指揮官が明かしたプラン。E-1選手権での経験は日本代表の強化にもつながるはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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