記者のスマホに届いた“緊急アラート” 韓国も灼熱地獄…異例の“午後1時”練習「汗止まらないです」

森保監督も苦渋の決断「ダメージになる」
森保一監督率いる日本代表は7月9日、韓国・水原でGK2人練習を行った。午後1時スタートで気温35度。灼熱ピッチで約1時間の猛トレーニングを積んだ。韓国は例年よりも暑さが厳しいが、日本サッカー協会のリクエストは通らず異例の“真昼間”練習となった。
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午後1時。真夏の韓国は気温35度にも上っていた。練習に参加したGKの大迫敬介と早川友基は長谷部誠コーチと前田遼一コーチのシュートの嵐を浴び、フィーリングを確認。トレーニング終了後の取材対応でも噴き出る汗を抑えられなかった。大迫は「(汗が)やばいです、止まらないです」と拭いきれず。早川も「2人なのでいつもより回ってくるスピードが早くてキツかった……」と口にした。
連日、スマートフォンには「公共安全警報」として「道内で熱中症患者が多数発生しています。屋外での活動を控え、十分な水分補給など、安全管理にご注意ください」と猛暑注意を促す“緊急アラート”が数回届く。練習中の撮影も機材が熱を持ち、動かなくなるほどだった。現場では撮影カメラも暑さの影響で動作ができなることも起きていた。
そんななかで練習が午後1時スタートになったのは、EAFF(東アジアサッカー連盟)へ夕方のトレーニングをリクエストしながらも通らず、指定の時間を割り当てられたからだった。前日8日はなでしこジャパン(日本女子代表)も午前11時スタートで猛暑の中で練習。参加国すべてが酷暑のトレーニングを強いられている。
森保ジャパンはこの日はGK2人以外、室内で調整した。森保監督は「この暑さの中で……練習したいところはありますけどダメージになるということもフィジカル的にも考えてリフレッシュしてもらった」と説明。短期間の大会でコンディション維持はタイトル獲得へ向けた1つのポイントになる。



















