森保Jが6発白星発進 10人が初出場…ジャーメインはデビュー戦史上最速ハットの4得点

日本代表がホンコン・チャイナに勝利【写真:Noriko NAGANO】
日本代表がホンコン・チャイナに勝利【写真:Noriko NAGANO】

連覇へ向けて大勝スタート

 日本代表は7月8日、韓国で開催されているEAFF E-1サッカー選手権の初戦で香港代表と対戦。森保一監督はスタメン6人、交代出場4人の合計10人を代表デビューのピッチに送り込み、FWジャーメイン良の4得点などで6-1の勝利を飾った。

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 森保監督は代表デビュー勢のGKピサノ・アレックス幸冬堀尾、DF安藤智哉、MF久保藤次郎に加え、前線トリオのFW宮代大聖、FWジャーメイン良、FW垣田裕暉をスタメン起用。全員がJ1所属選手で構成された日本は、序盤から5-3-2で撤退したブロックを形成する香港に対し攻撃の時間を長くした。

 前半4分、キャプテンマークを巻いたMF相馬勇紀が左サイドからクロスを上げると、ジャーメインが胸トラップからボレーシュートを叩き込み鮮やかな先制ゴール。代表デビュー戦での初ゴールになった。さらに前半10分、再び相馬のクロスからジャーメインがヘディングで押し込んで2点目を奪った。そして前半20分には高い位置からのプレスでボールを奪うと、ゴール正面からMF稲垣祥が強烈ミドルを突き刺して3-0とした。

 攻撃の手を緩めない日本は前半22分に前線のコンビプレーからジャーメインが左足シュートを決めハットトリックを達成。代表デビュー戦でのハットトリックは史上4人目で、22分間での達成は1930年5月25日のフィリピン戦で若林竹雄氏が記録したのと並ぶ最速タイになった。さらに前半26分には右サイドから入った久保のラストパスに再びジャーメイン。代表デビュー戦での4得点も若林氏に並ぶ最多タイで、強烈な得点力を爆発させて5-0とした。

 森保監督はハーフタイムでジャーメインと垣田に代え、いずれも代表デビューのFW山田新とMF中村草太をピッチに送り込んだ。立ち上がりは攻撃的に押し込んでいた日本だが後半14分、MFタン・タンチュンロクの左コーナーキックをファーサイドでFWマット・オアに頭で合わせられ失点を喫した。直後に森保監督は代表デビュー戦のMF大関友翔と、2試合目の18歳MF佐藤龍之介を送り込んだ。そして、後半32分にはDF望月ヘンリー海輝も途中出場での代表デビューになった。そして後半ATには中村が単独ドリブルから6点目を決めた。

 後半途中から日本はゴール前で決定機を作り出す回数が減ったものの、前半のゴールラッシュを生かして6-1の勝利を飾り、前回2022年大会からの連覇へ向け好発進に成功した。今後、日本は12日に中国代表、15日の最終戦で韓国代表と対戦する。また、9日には女子の大会がスタートし、なでしこジャパン(日本女子代表)が台湾代表と対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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