日本代表の地で“先生”と再会「まさか一緒になるとは」 3年の時を経て…韓国で同僚の運命

大関友翔は教育実習の先生だった綱島悠斗と代表で再会
日本代表に初招集されたMF大関友翔(川崎フロンターレ)は7月7日、韓国で開幕したEAFF E-1選手権のトレーニングに参加。8日に行われる初戦の香港戦に向けて初めての全体練習で汗を流した。昨年のアジアカップでトレーニングパートナーとしてもA代表に同行していた20歳は日本代表で思いがけない“再会”を果たした。
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「まさかA代表で一緒になるとは、びっくりしています」
生田東高校時代、教育実習でやってきた国士舘大学4年生の“先生”がいた。人懐こく、コミュニケーション能力も高い大関。「普通に先生として絡みに行っていたんですけど……」。その“先生”とは同じく日本代表に初招集されたDF綱島悠斗だ。
「つなくんがプロになると知らなかったんです(笑)」
あれから約3年が経ち、韓国で再会。運命の巡り合わせだ。
川崎フロンターレのアカデミーで育ち、2023年にトップ昇格。プロ1年目で公式戦の出番はなく、昨年はJ3福島ユナイテッドFCへ期限付き移籍した。そこで32試合に出場して8ゴール。今年川崎に復帰した。15試合に出場しているが、直近では途中出場が多い。それでも森保監督はACLEで遂げた活躍も考慮して期待を寄せる。A代表で飛躍のきっかけを掴みたいところだ。
「レギュラーで出られていない立場でA代表に呼んでもらっているのは何か自分の中で変えなきゃいけないと思いますし、更にチームでレギュラーをとれるような期間にしないと思っているので、そこは覚悟を持って少しでも吸収できることがあれば吸収して成長して帰れればと思います」
昨年はA代表が臨んだアジアカップのトレーニングパートナーでカタールの地を踏んだ。グループステージ第2戦イラク戦で敗れたあとのミーティングなどピリッとした空気感も経験した。
「スタッフの方も知っていますし、どういうやり方をA代表の選手がしていたのかは目の前で学んでいたので、そこのギャップはあまり感じていないですし、自分が選手として来てスムーズに入れているかなと思います」
同世代で日本代表に定着するDF高井幸大の背中も追いかける。「もっとアピールして近づけるように。まずはA代表の選手として試合に出られるようにアピールしたいと思います」。まずは初戦、香港戦から。第1歩を踏み出す。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



















