J未経験の21歳日本人が「圧巻」 渡欧→即2発で爪痕…“エース後釜”に現地期待「実力を示した」

内野航太郎が加入後初ゴールを決めた
今季より海外挑戦のパリ五輪世代FW内野航太郎が、プレシーズンの2ゴールでアピールした。地元メディア「Tipsbladet」によると、ストライカーが移籍間近であり後釜としての期待も高まっているという。
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クラブ公式SNSやハイライトによると、今夏に筑波大学からデンマーク1部ブレンビーに加入した内野は、現地時間7月5日にヴァイレBKとの練習試合に出場した。まずは前半7分、左サイドからのクロスに対してファーサイドへ流れながら打点の高いヘディングを逆サイドに決め、コンディションの良さを見せた。
さらに前半39分には中盤からの縦パスを前向きに受けると左足側に持ち替えて、強烈なミドルをニアサイドに突き刺した。試合はこの2得点により、ブレンビーが2-1で勝利している。
レポートでは特にこの2点目が絶賛され「日本のゴールスコアラーとしての確かな実力を示した。特に、ペナルティエリアの端から強烈なシュートをゴール隅に叩き込んだ(2点目の)ゴールは圧巻だった」とされた。
ブレンビーは昨季19試合11ゴールのデンマーク代表FWマティアス・クヴィストガーデンがイングランド・チャンピオンシップ(2部相当)のノリッジ・シティへ移籍する見込みとされ、内野には後釜としての期待も高まっているという。昨季に活躍を見せた日本代表MF鈴木唯人がドイツ1部ブンデスリーガのフライブルクへステップアップを果たした一方、J1湘南ベルマーレからFW福田翔生が加入することが発表され、攻撃陣は大きく入れ替わっている。
内野は23年に大学生ながらアジア大会のメンバーに選出され、昨年はパリ五輪のアジア最終予選に出場するも本大会出場を逃す悔しさを味わった。大学からJリーグを経由せず直接デンマークへ渡った内野が、昨季の主力が移籍で抜ける見込みのところへ加入したチャンスをものにできるか注目だ。












