長友佑都、主将指名に「信頼と誇り感じる」 5大会連続へ…滲む危機感「W杯に行けない」

日本代表の長友佑都【写真:Noriko NAGANO】
日本代表の長友佑都【写真:Noriko NAGANO】

E-1選手権の会見出席「この大会で自分の存在、プレーを出せなければ…」

 日本代表のDF長友佑都(FC東京)が7月6日、韓国で開催されるE-1選手権の選手会見に出席した。森保一監督にキャプテンとして指名され、韓国、中国、ホンコン・チャイナの代表選手とともに登壇。「キャプテンに指名されて、そこに信頼と誇りというものは感じています」などと、今大会への決意を語った。

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 3日のメンバー発表で、森保監督が主将を発表。そのことに初めて言及した長友は、「キャプテンに指名されて、そこに信頼と誇りというものは感じていますけど、今までの自分の姿勢を変えるつもりは全くなくて、今までも自分はキャプテンだと思って、そのくらいのつもりでやってきました」と明かした。

 また、日本で開催された2022年に続く連覇を目指す今大会の目標を聞かれると、「チームとしては優勝しか考えていないです」ときっぱり。「これまで日本代表は海外組が中心のチームだったんですけど、国内にも素晴らしい選手たちがいる。そういった国内の選手の実力というものを証明したいです」とした。

 来年には北中米ワールドカップを控えるなかで、「個人的には5回目のワールドカップに向けて、自分の存在価値をここでアピールしたい」と宣言。「この大会で自分の存在価値、プレーを出せなければ、ワールドカップに行けない。自分自身ではそう思っているので。魂をこめて戦いたい」と熱い言葉を残した。

 日本代表は8日の初戦でホンコン・チャイナ、12日に中国、15日に韓国と対戦する。自分らしさを貫きながら、若い選手を引っ張っていくことを強調した「キャプテン長友」。38歳のベテランが普段通り、他の選手を巻き込みながら、いい雰囲気を伝染させていく。その先には、5大会連続のW杯出場が待っている。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



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