J未経験日本人の独1部移籍は実現せず? 移籍金折り合わずか…現地報道「来る可能性は低そうだ」

ザンクトパウリへの移籍噂のFW横田大祐
ドイツ1部ザンクトパウリへの移籍が伝えられるFW横田大祐だが、実現しない可能性が浮上している。ドイツ地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」が報じた。
25歳の横田は昨シーズン、ベルギー1部KAAヘントからドイツ2部カイザースラウテルンに期限付き移籍をし、リーグ戦25試合で4得点2アシストと活躍した。ドイツ国内で評価を高めており、先日MF藤田譲瑠チマを獲得したドイツ1部ザンクトパウリへの加入が近づいていると報道されていた。
しかし、この横田の移籍は実現しない可能性があるという。最新のレポートでは「何度も『決定』と報じられているが、何日経っても正式発表はない。このドリブル・アーティストがザンクトパウリに来る可能性は低そうだ。(藤田に続く)2人目の日本人は現れない」と伝えられていた。
ネックとなっているのは横田の移籍金のようで、ヘントの要求は200万ユーロから250万ユーロ(約3億4000万円から約4億2400万円)。カイザースラウテルンへの期限付き移籍契約に含まれた買い取りオプションは400万ユーロ(約6億7800万円)だったとも伝えられている。ザンクトパウリは完全移籍での獲得を狙うが、手の届かない金額になっているという。
ドリブルに持ち味のある横田のプレースタイルはザンクトパウリにとって非常に魅力的である一方、「欧州の主要1部リーグで実力をまだ証明していない」こと、さらに何度か負傷の離脱もあったことから「『総合的なパッケージ』として条件が合わなかった可能性がある」と指摘されていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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