G大阪は京都に1-3で敗れ、手痛い黒星

　ガンバ大阪は6月28日、J1リーグ第22節京都サンガF.C.戦で1-3の完敗を喫した。序盤25分で2失点する屈辱的な展開。試合後、ダニエル・ポヤトス監督は「この場を借りて謝りたい」と言葉少なに謝罪した。

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　反撃できなかった。前半立ち上がりから相手にペースを握られ、相手FWマルコ・トゥーリオを中心に守備の陣形を崩される。GK一森純の好セーブもあってしのいでいたが、前半17分にスローインからの展開で先制弾を浴びる。さらに同25分にはコーナーキック（CK）から失点。マルコ・トゥーリオに2点を献上して厳しい状況に追い込まれた。

　相手のハイプレスに苦しみ、打開策が生み出せず。後半はDF黒川圭介を下げてDF岸本武流を、MF鈴木徳真に代えてMFネタ・ラヴィを投入。MF安部柊斗を右サイドに上げるなど立ち位置も変更したが、同7分にダメを押された。

　試合後、ポヤトス監督は「京都が全体的に上回った。この場を借りて謝りたい」と冒頭で謝罪。後半からは「ネタを入れてコントロールするのが狙いで押し込んで勝負しようと思った」が噛み合わず、「シチュエーションに関しては自分自身に責任がある」と肩を落とした。会見の最後では「これ以上口を開かないほうがいいと思っている。前に進んでいくことをしないといけない」と締めくくり、言葉少なだった。

　G大阪は前節のFC東京戦で5試合勝ちなしをストップさせたが、この完敗は手痛い。次節はライバル・セレッソ大阪とのダービー。1週間で流れを変えなければいけない。