2029年夏までの契約

　デンマーク1部ブレンビーIFが6月23日、筑波大学のFW内野航太郎が2025-26シーズンから加入することを発表した。ブレンビーのフットボールディレクターを務めるベンジャミン・シュメーデス氏は「今年初めにトライアルで彼を見る機会があり、その際にとても良い印象を受けました」と加入の経緯を説明した。

　現在21歳で3年生の内野は横浜F・マリノスユースを経て筑波大学に進学。U-22、U-23日本代表に選出された経験を持つ。186cmの恵まれた体格を武器にストライカーとして活躍してきた。

　シュメーデス氏は内野について「彼はフォワードとして個性的な資質を持ち、成長したいという強い意志もあり、しっかりとした思考も兼ね備えています」と評価。「私たちは彼に大きな可能性を感じており、今後数年間でそのポテンシャルを一緒に引き出していきたいと考えています」と今後の成長を見据えた獲得であることも明かした。

　ブレンビーの公式発表によると内野がチームに合流するのは7月に入ってからとのこと。ブレンビーからドイツ1部フライブルクへの移籍が決定したMF鈴木唯人と同じ道を辿るべく、また一人若き日本代表戦士が海を渡ることになった。