板倉滉が主催するイベントにゲスト出演

　日本代表MF堂安律が6月22日、神戸市内で日本代表DF板倉滉が主催するイベント「KCP」にゲスト出演した。トークショーに出演後、取材に対応。自身の去就について「環境を変えることはもちろん選択肢としてある」と現況を明かした。

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　息のあったトークショーだった。板倉が開催するイベント「KCP」に公私ともに仲の良い堂安が登場。今年で4年目、兵庫県で6都道府県目という「KCP」は阪神・淡路大震災から30年という節目もあって堂安の地元で行われた。六甲の街を“ジャック”した大規模な会場には多くのファンが駆けつけ、二人のトークショーは大きな盛り上がりを見せた。

　板倉がMCを務め、堂安が登場した際には「おめでとう〜！」の声も。先日、結婚披露宴を行った堂安へファンから祝福が寄せられた。

　2024-25シーズンは飛躍の1年となった。所属のフライブルクでは10ゴール9アシストでフィニッシュ。チームの大黒柱として「満足している」と話した。

「結果だけで言ったら満足しているし、でも1年だけだとまぐれもある。まぐれで終わらさないためにも2シーズン、3シーズンと続けていかないといけない。でも今回ポジティブやったのは、続いていきそうな感覚だった。たまたま（ゴールに）入ったようなシーンがなくて、取れるべきところで取ったし、アシストも付くべくして付いた。このパフォーマンスを続ければ間違いなくこういうシーズンが続くなという手応えを感じたので、いつもと違うようなポジティブさがあった」

　ドイツで圧倒的な活躍を遂げ、新シーズンへの期待はさらに高まる。海外ではバイエルン・ミュンヘンやフランクフルト、ボルシア・ドルトムントなど名門の獲得レース参戦が報じられているなかで堂安は「環境を変えることはもちろん選択肢としてある」と言及。その上で「これ以上は言えないですね、とりあえず今は」と話すにとどめた。北中米ワールドカップまで残り1年。堂安の来季には大きな注目が集まる。