J1最下位の横浜FMが岡山に0-1敗戦 大島ヘッドコーチが暫定指揮、2度目の監督交代も好転せず

横浜FMが岡山に敗れて公式戦3連敗に(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
横浜FMが岡山に敗れて公式戦3連敗に(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

今月18日にキスノーボ監督が退任した

 最下位に沈む横浜F・マリノスは6月21日、J1リーグ第21節でファジアーノ岡山とホームで対戦し、0-1で敗れた。大島秀夫ヘッドコーチが暫定的に指揮を執った一戦だったが、天皇杯を含め公式戦3連敗となった。

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 横浜FMは今月18日にパトリック・キスノーボ監督の退任を発表。4月18日に成績不振で解任されたスティーブ・ホーランド前監督の後を受けて就任したが、チームを立て直すことはできなかった。「クラブと協議を重ね、個人的な事情を踏まえ、家族、クラブ、ファン・サポーター、スタッフ、そして選手、すべての関係者にとって、私がチームを離れることが最善であると合意に至りました」とコメントした。

 後任が決まらなかったことから、大島秀夫ヘッドコーチが6月17日のトレーニングより暫定的にチームを指揮。シーズン中に2度目の監督交代という異例の決断をした中で臨んだ一戦だった

 だがいきなり出鼻をくじかれた。前半17分に左コーナーキックからFWルカオに頭で合わされ、岡山に先制を許した。その後も前半は岡山が優勢のまま、ハーフタイムに突入した。

 後半はホームチームが攻勢に出た。15分には右サイドからのクロスにDFトーマス・デンが頭から飛び込んだが、相手GKにブロックされた。同19分にはゴール正面からFWヤン・マテウスが左足でコントロールシュートを放ったが、惜しくも左ポストを直撃した。さらに同35分には途中出場のFW井上健太がゴール正面から右足ミドルを放ったが、わずかにゴール左に外れた。

 その後も横浜FMが猛攻を続けたが、最後までゴールを割ることはできず、0-1で敗戦。2度目の監督交代に踏み切った名門だが、浮上のきっかけはつかめなかった。

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