31試合44発の日本人が海外ステップアップ移籍 元J助っ人らと共闘へ…現地注目「待ちきれない」

FW土井智之はシンガポール1部でMVPを獲得した
タイ1部のパトゥム・ユナイテッドは6月17日、かつて藤枝MYFCにも所属したFW土井智之を完全移籍で獲得したことを発表した。
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土井は2024-25シーズンはシンガポール1部ゲイラン・インターナショナルで、リーグ戦31試合で44得点をマーク。得点王を獲得し、年間MVPにも選出された。シンガポールで大活躍を見せたことにより、来季はよりレベルの高いタイ1部リーグに挑戦することが決定。「パトゥム・ユナイテッドに加入することができて、とても嬉しく思っている。このクラブのユニフォームを着られてとても幸せだ。チームのためにプレーして、ゴールを決めることが待ちきれない」と、加入に際してコメントした。
これまでシンガポール、日本、アルバニアでプレーした経験のある土井にとって、タイでのプレーは初めてとなる。「タイのサッカーが東南アジアで最高のレベルにあることを知っている。ストライカーとして、チームがすべての試合で勝てるように全力を尽くしたい。ファンには、このクラブの一員になれたことを光栄に思っていると伝えたい。スタジアムで会えるのが待ちきれない。近いうちに会いましょう」と、メッセージを送っている。
このステップアップ移籍にタイメディア「BallThai」も注目。これまでの経歴を紹介するとともに、27歳の日本人ストライカーへの期待を報じている。
パトゥム・ユナイテッドはJ1リーグのセレッソ大阪とも提携を結んでいる。また、現在はかつてサンフレッチェ広島でも活躍した元日本代表MF野津田岳人や北海道コンサドーレ札幌、川崎フロンターレにも在籍したタイ代表FWチャナティップ・ソングラシンも在籍しており、土井がチームにフィットするうえで助けになりそうだ。新天地となるタイでどれだけの活躍を見せるか注目だ。



















