日本文化が詰まった”好評デザイン” ファンからも人気…11年前の思いを受け継いだ繊細な1着

2022年カタールW杯時のユニフォームに注目
森保一監督率いるサッカー日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を史上最速で獲得した。「FOOTBALL ZONE」では今回、これまで着用した歴代のユニフォームを深掘り。サッカーユニフォーム研究家である「ともさん」に、ファンからの人気も高い2022年カタールW杯で着用していたユニフォームデザインについて語ってもらった。
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テーマは「ORIGAMI(折り紙)」で、「山折り、谷折り」の折り紙をこれまでのサッカー日本代表の軌跡に重ね、歓喜をもたらす祈りの象徴として表現されている。日本代表はこのユニフォームを着用し、グループステージではスペイン、ドイツ代表と強豪を倒してベスト16へと駒を進めた。
「折り鶴を思わせる折り紙グラフィックが重なったデザイン。日の丸は背面上部に配置され、『国を背負う』という意味と『サポーターの応援が背中を押す』というメッセージが込められている。ネック内側の赤パネルは2011年アジアカップカタール大会で優勝した際に着用していた2010年モデルの襟部分がモチーフとなっていて、カタールの地で再び歓喜を迎えられるようにという願いが込められている」と、過去の大会で優勝した思いが込められていると語った。

さらに「折り紙グラフィックが繊細であるものの、これまでのジャパンブルーを基調としたバランスの取れたデザインになっている。実際にカタールW杯でドイツ、スペインを撃破するなどの大躍進を遂げて、世界中に配信された記念すべきモデルとなった。個人的にはadidas公式ショップでカタールW杯大会パッチやマッチデイが販売されるなど、ユニフォームのバリエーションの選択肢が広がったことが嬉しかった」と、デザイン以外での注目ポイントにも言及している。












