「勉強しろ勉強しろって」 日本代表が苦労した高校3年間…クラブからの圧「ものすごいプレッシャー」

菅原由勢が高校時代を振り返った
日本代表MF南野拓実とDF菅原由勢は6月14日に大阪府内の高校で行われたアディダスのイベントに登場。サプライズで現れ高校の部活に参加し一緒に汗を流したなか、イベント後の取材で菅原は高校時代に苦労した話を明かした。
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アディダスはアスリートとの夢の体験ができるイベント「アディダスBUKATSU +」を実施し、部活生やクラブ活動生を応援している。その一環として「『夢の部活体験』supported by adidas」を開催し、大阪府内の公立高校サッカー部に南野と菅原がサプライズ訪問した。
高校生と一緒にアップから4対4のミニゲームなど約1時間汗を流し、練習後には2人のトークセッションやフォトセッション、高校生からの質問に答えるなど、充実な時間を過ごした。
イベント後の取材で高校時代の思い出を聞かれると、南野は「僕男子校だったんですよ。だから共学のマネージャーいるのはすごく羨ましいですね。あと高校の3年間って一瞬だと思うし、僕はすごく楽しかった。でも授業をサボってる思い出とかばっかりですね(笑)。友達と授業中に喋って面白かったこととかみたいなことばっかりなんで」と、振り返った。
菅原は「僕は共学だったんで文化祭とか体育祭は3年間全部は出れなかったけど、他校の女子高生が来て青春だなあと思いながら過ごしてました」と当時を回想。トークセッションの際、「僕は授業中先生の話をちゃんと聞いていました。聞かなかったことはないぐらい」と語っていたが、「でも僕は勉強をしなきゃいけなくて。テストの点数がすごい悪かった。それはすごいグランパス側から勉強しろ勉強しろって言われてて。ものすごいプレッシャーを感じながら学生生活を送っていた。でも本当に素晴らしい友人に巡り会えたし、今でもご飯に行ったり、連絡を取り合う友人もいるので、濃い3年間だったなと思います」と、苦労した話を明かした。
菅原、南野はどちらもユース時代にプロデビューを果たし、その後J1を経て海外へ羽ばたいていった。1年後に北中米ワールドカップを控えるなかで、2人のさらなる活躍に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)