W杯への合言葉は“和”「大和魂をもって舞台に立つ」 森保監督が決意…「いい結果出せるように」

前日にはインドネシア戦に6-0で大勝した
日本代表・森保一監督が6月11日、W杯に向けた漢字を「和」に設定した。来年の北中米ワールドカップの開幕がちょうど1年となったことを受け、京都・漢字ミュージアムで行われたJFAと漢字検定のコラボイベントに出席。「和」にした理由について「W杯は勝利を目指すために戦う所ですけど、同時に日本の文化や価値観を表現する所だと思っています。我々は大和魂をもってW杯の舞台に立つ。チーム作りとしても『和を以って貴しと為す』という所で、選手たちが一人一人自立していて、和して同ぜず、選手を見ている時にも語りかけているようなことを書かせていただきました」と説明した。
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日本サッカー協会と「今年の漢字」を主催する公益財団法人「日本漢字能力検定協会」は、2025年6月より「全力蹴球プロジェクト」と題したコラボレーション企画をスタート。生涯学習の日本語、漢字の振興を通じて、スポーツと学びの楽しさや喜びを伝えていくことを目的に実施する。
日本代表が初めてワールドカップ出場を決めた1997年には、「倒(たおす)」が今年の漢字の1位に選ばれた。その「倒」の大書レプリカの特別展示を、6月14日からJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」で行う予定となっている。
日本代表は6月10日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・インドネシア戦に6-0で大勝。「我々が最終予選で戦ってきたものを積み上げして、1年後のW杯にいい結果を出せるように頑張っていきたいと思います」と本大会を見据えた。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)
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