「2軍でも圧倒していた」森保ジャパンを称賛…記録した“69%”に豪メディア驚嘆「支配的」

日本は試合終盤の失点でまさかの敗戦となった【写真:Getty Images】
日本は試合終盤の失点でまさかの敗戦となった【写真:Getty Images】

日本はオーストラリアに今予選初黒星を喫した

 日本代表は6月5日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリア代表とアウェーで対戦し、0−1で敗れた。オーストラリアメディアは「2軍の選手たちでホームチームを圧倒」「日本のBチームはあらゆる面で印象的だった」と主力不在でもクオリティーの高さを示したサムライブルーの戦いぶりを称えていた。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 今予選無敗で本大会出場を決めていた日本はMF三笘薫(ブライトン)やMF堂安律(フライブルク)など主力選手の多くを招集せず、3月シリーズから14人を入れ替えた。この試合でもMF平河悠(ブリストル・シティ)、MF俵積田晃太(FC東京)、DF関根大輝(スタッド・ランス)と代表デビューとなる3人がスタメンに起用されるなど、先発11人の顔ぶれは一新された。

 日本は圧倒的にボールを支配する展開を作り、オーストラリアを自陣に押し込んで戦い続けた。結果としては日本は0−1で敗れたが、支配率は69%を記録した。オーストラリア紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」は「サッカルーズは勝利でワールドカップ出場をほぼ確実になった」と伝えた記事のなかで、日本の“Bチーム”のクオリティーについて称えていた。

「オーストラリア代表は89分までは数本のパスをつなぐことにも苦労していた。日本は多くのトップスターをスカッドから外していたが、2軍でもホームチームを圧倒していた。

 日本のBチームは支配的なポゼッション、テリトリー、フィジカルバトルとあらゆる面で非常に印象的だった。サッカルーズもなんとか自分たちのプレーをしようとしていたが、後手に回らざるを得ず、状況を変える意志もその能力もなかった。時にはプレーを恐れているようで、サムライブルーとは全く違うスポーツをしているかのようだった」

 結果的にはオーストラリアが日本にこの最終予選で初の黒星をつける結果となったが、主力を温存してもオーストラリアを圧倒していた日本代表のクオリティーに現地メディアも衝撃を受けていたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング