アーセナルFWの大根役者っぷりで両軍一触即発 レスター戦の反スポーツ的行為にイエローカード

ルール上の距離は「2メートル以上」

 アーセナルの選手はフクスの行為に対して、主審のマイク・ジョーンズに詰め寄って猛抗議したが、レスターの選手たちもすぐ駆け寄って一触即発のムードが漂った。ルール上、対戦相手はスローインの地点から2メートル以上離れなければならず、この場面はサンチェスの反則。大根役者っぷりを演じたサンチェスだったがスローワーを不正に妨害したことによる反スポーツ的行為と判断された。イエローカードが提示されたうえにレスターに間接FKが与える始末。フクスにはお咎めなしだった。

 アーセナルはこのFKからの一連のピンチを守り切り、勝点3を獲得してトップ4争いに踏みとどまった。

一方、レスターは5連勝の後、ここ3試合は1分2敗と足踏みとなった。現在15位で降格圏18位のスウォンジーとの勝ち点差は6となっている。日本代表FW岡崎慎司は後半25分から途中出場でリーグ戦3試合ぶり出場となったが、得点には絡めなかった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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