遠藤、久保ら主力と融合へ 豪州戦予想先発はフレッシュな顔ぶれ…2度叶わず“幻の競演”も実現か

オーストラリア戦の日本代表予想スタメン【画像:FOOTBALL ZONE編集部】
オーストラリア戦の日本代表予想スタメン【画像:FOOTBALL ZONE編集部】

森保ジャパンはオーストラリアとのアウェー戦に臨む

 森保一監督率いる日本代表は6月5日に敵地で北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦に臨む。3月シリーズから14人のメンバーが入れ替わり、森保監督も「必然的に多くのフレッシュな選手がスタートからでることになる」と明言。これまでの3-6-1をベースとして、新たな戦力を発掘する。

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 初招集が7人、若手を多く招集した森保ジャパンでテーマは“チーム力のアップ”になる。選手層をより厚く、競争を激しくするためにも下からの突き上げが必要だ。ただ、舵取り役は必要で、主将のMF遠藤航、MF久保建英、MF中村敬斗、GK鈴木彩艶ら最終予選を経験してきた選手たちがスタートのピッチに立って牽引していくだろう。

 その中で、ボランチには佐野海舟と藤田譲瑠チマが据えられるか。それぞれ遠藤とのコンビも考えられるが、守備意識が高く、また自チームで推進力を発揮している2人のバランスを試したいところ。

 3バックにはこれまでの森保ジャパンで経験ある選手たちが並び、センターバック陣の競争を激化していきたい。右ウイングバックにはDF森下龍矢の可能性が高い。森下は所属のポーランド1部レギア・ワルシャワで攻撃的MFとして才能を開花させて今季14ゴールをマーク。得点力の高いウイングバックで森保ジャパンの強みとして力を発揮できるはずだ。

 1トップは町野修斗、または大橋祐紀の可能性もある。シャドーの久保とコンビを組むのはドイツ1部フライブルクへのステップアップが決定したMF鈴木唯人とみられる。昨年6月のミャンマー戦、パリ五輪での共演が叶わなかった同い年の2人が共存となれば、新たな攻撃のアクセントとなりそうだ。

 すでにW杯出場が決定している日本。対するオーストラリアは勝てば3位サウジアラビアの結果次第で出場権を得る可能性が高まるため、絶対に負けられない戦いだ。それでも森保監督は「日本にはまだまだいい選手がいるということを見せたい」と新戦力の台頭に期待を寄せる。日本がオーストラリアに最後に敗れたのは2009年。不敗神話続け、遠藤が「代表は強いというところを見せたい」と話すように敵地パースで力を示したい。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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