初のW杯で目を引いた「炎モデル」 歴史的ユニフォームに隠された「マイナーチェンジ」

98年フランスW杯の歴史的ユニフォームを専門家が解説(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
98年フランスW杯の歴史的ユニフォームを専門家が解説(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

1998年フランスW杯で着用

 森保一監督率いるサッカー日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を史上最速で獲得。「FOOTBALL ZONE」では今回、これまで着用した歴代のユニフォームを深掘り。サッカーユニフォーム研究家である「ともさん」に初めてのW杯出場時のユニフォームについて語ってもらった。

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 1996年5月から着用し、ワールドカップ予選を勝ち抜いたユニフォームと同型のものだが、選手着用モデルには左胸のエンブレムの下に「FIFA WORLD CUP FRANCE 98」の文字が入っている。

「1996年に新しく登場しアトランタオリンピックでも着用された通称「炎モデル」(オリンピック代表はアシックス)。引き続きこのモデルが着用され、1997年のフランスW杯アジア最終予選をプレーオフで突破。1998年5月のキリンカップでお披露目された「炎モデル1998フランスモデル」は袖の炎のグラフィックはそのままに、襟形状、ラグラン袖のパイピングなどマイナーチェンジされたデザインとなっている」と、ともさんは注目ポイントを挙げている。

 日本はこのユニフォームを着用し初めてのW杯に挑んだが、チームは3連敗に終わった。それでも日本の歴史はここから始まった。

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