6戦無敗も名古屋GM「トータルで負けすぎ」 シーズン折り返しを総括「不満の前半戦です」

31日にホームで新潟と対戦し3-0で勝利
名古屋グランパスは5月31日、J1リーグ第19節アルビレックス新潟と対戦し3-0の勝利を収めた。この試合後に名古屋の山口素弘GKが取材対応に応じ、「今日は勝ったけども負けすぎかな」とここまでの戦いぶりに言及した。
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名古屋は序盤から低迷し、降格圏を行き来するなど本調子とは程遠い結果となっている。それでも5月のリーグ戦は2勝3分で、前節の浦和レッズ戦では試合終了間際にFW永井謙佑が劇的ゴールを奪い勝利を収めている。
次節ホームでの連戦となるなか、名古屋と同じく低迷している新潟を迎え撃った。試合は序盤から名古屋がチャンスを作ると、後半10分のMF和泉竜司のゴールを皮切りに、終了間際にも得点を重ねて3-0と勝利を収めた。
これでシーズン半分となる19試合を消化したなか、山口GMは「一応半分終わったけどもちろん満足はしてないね。今日は勝ったけども、トータルではやっぱ負けすぎかなと。そういう意味では不満の前半戦です」と、6勝5分8敗の前半戦を振り返った。
チームは序盤から負傷者が出るなど、なかなかベストメンバーで戦えなかったが、「もちろんね、そういうの(負傷者)はあったかもしれないけど、そういうのもありつつもやっぱり勝ち点を積み重ねるのが強いチームだと思うから、そういう意味ではまだまだ強いチームとは言い切れないかなと」と厳しい言葉を口にした。
5月は無敗(3勝3分)で乗り切ったが、暫定ながら14位とまだまだ低迷している名古屋。代表ウィークで少し間は空くが、この調子を維持できるのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)
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