途中出場→ミスで決勝弾献上「ゲームを壊してしまった」 新潟DFが悔恨「本当に申し訳ない」

新潟の稲村隼翔が失点シーンを悔やんだ【写真:Noriko NAGANO】
新潟の稲村隼翔が失点シーンを悔やんだ【写真:Noriko NAGANO】

アウェーで名古屋と対戦も0-3で敗れた

 アルビレックス新潟は5月31日、J1リーグ第19節で名古屋グランパスと対戦し0-3で終わった。後半から出場した新潟DF稲村隼翔は自身のミスから失点につながったシーンについて、「自分が入ってからゲームを壊してしまった」と言及した。

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 今季の新潟は序盤から苦戦を強いられ、ここまで3勝3分7敗で19位と降格圏に沈んでいる。それでも前節の湘南ベルマーレ戦、ホームで253日ぶりに勝利を収め名古屋のホーム・豊田スタジアムに乗り込んだ。

 試合は前半、名古屋に何度もチャンスを作られたが最後のところで失点を阻止し折り返し。しかし後半10分、DF稲村隼翔のトラップミスを奪われると、自陣ゴール前でつながれて最後はMF和泉竜司に流し込まれた。

 このシーンについて稲村は「悪くない前半の運び方をして、チャンスも多くあったなかで交代して入って、自分が入ってからゲームを壊してしまったので、そこは反省点かなと思います」と、後半頭から急遽投入されたなかで失点シーンを振り返った。

「今までしてこなかったミスというか、自分でも疑問に思うようなプレーでした。あれがなければ、自分たちのペースになりかねないような入りだったと思いますし、本当に前半から必死に走っている選手たちだったり、応援してくれた皆さんにも申し訳ないなというと思います。技術のミスですし、そういうレベルの選手だっていうところを自覚しないといけないと思います」

 その後チームはバランスを崩しながらも得点を奪いにいったが、終了間際に立て続けに失点を許した。その点について「本当にあの1点目がなければ、ああいう展開にはならなかったと思いますし、2失点、3失点しましたけれども、1失点目がなければああいう失点にはならなかったと思うので、自分の責任かなと思います」と最後まで反省の言葉を口にした。

 この敗戦で順位は19位から変わらずも、最下位の横浜F・マリノスが勝利したため差が縮まる結果となった。

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