162億円FWにチェルシーが関心も…移籍金ネックと海外報道「複雑化している」

フランクフルトFWエキティケが争奪戦か
イングランド1部チェルシーは、ドイツ1部フランクフルトのストライカーの獲得に乗り出しているものの超高額な移籍金がネックになっているようだ。衛星放送「スカイ」の移籍のスペシャリストであるフロリアン・プレッテンベルグ記者が、自身の「X」アカウントに投稿している。
今シーズンのプレミアリーグで4位となり、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得したチェルシーは、クラブW杯や新シーズンに向けた補強を目指している。セネガル代表FWニコラス・ジャクソンとポジションを競う選手を探すチェルシーは、フランクフルトのフランス人FWヒューゴ・エキティケを候補にリストアップしているようだ。
2024-25シーズン前にフランス1部パリ・サンジェルマンからフランクフルトに加入したエキティケは、今季公式戦48試合で22得点12アシストとブレイクを果たしている。シーズン序盤はFWオマル・マルムシュがエースだったなかで、その穴を埋める活躍を見せた22歳は、あらためてポテンシャルの高さが評価されている。
フロリアン・プレッテンベルグ記者は「チェルシーはエキティケの獲得レースに間違いなく加わった。フランクフルトのマルクス・クロシェ監督は、再び毅然とした態度を貫くつもりだ。1億ユーロ(約162億円)を受け取るか、そうでなければ残留だ」と、移籍金が高騰することを示唆している。
英メディア「ガーディアン」も、チェルシーのエキティケへの関心を報じるとともに「フランクフルトの要求する高額な移籍金によって複雑化している」と、高額な移籍金を支払うことの多いチェルシーにとっても、金額が高額だと伝えている。
チェルシー以外にも、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドからの関心も報じられているエキティケだが、1億ユーロという大金で獲得に乗り出すクラブは現れるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)