A代表初選出で「プレッシャーはある」 生え抜き21歳が敗戦で再認識した「自分がやらないといけない」

A代表選出の俵積田晃太「気迫で見せていくことも必要」
FC東京は5月25日、J1リーグ第18節のサンフレッチェ広島と対戦して0-3で敗れた。日本代表への初選出から最初のゲームになったFC東京のFW俵積田晃太は、代表選出の「プレッシャーはある」としながらも「代表選手のみんなが通っている道だと思う」と話した。
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俵積田は左シャドーの位置でフル出場するも、なかなか自身の見せ場と言えるような場面を作れなかった。。いい形でパスを受ける場面が少なかったことについて「オフ・ザ・ボールのところ、もっとボールを受けてチャンスを作らないといけない。味方に目を合わせていくとか、自分がもっと主張しないと」と振り返った。
そうした部分につながるのは、23日に発表された6月シリーズの日本代表に選出されたこと。このゲームについて「いつも通りだけど、プレッシャーはある。チームを引っ張らないといけない。難しい試合の中でも力を出さないといけないし、課題ばかりだと思う」と話し、注目やチームを勝たせるプレーへの期待がより高くなる側面について「プレーとか気迫で見せていくことも必要だし、代表選手のみんなが通っている道だと思う」とも話した。
また、公式戦3連敗となったチームについて「失点後もみんなが沈んでしまっていた。もっと盛り上げないといけないし、そうでないと勝てるものも勝てないと思う」と話す。声で盛り上げるような部分は「長友(佑都)さんとかが普段やってくれている」としながらも、「プレーの部分で何か自分がやらないといけない」と、チームを鼓舞するような行動の必要性に触れた。
FC東京は5月31日に第19節のゲームで京都サンガF.C.とアウェーで対戦し、その後に俵積田は代表に合流する。初代表に前向きな形で臨むためにも、チームの悪い流れを断ち切りたいところだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)