J1最新順位表…残留ライン上昇「混沌としてきた」 横浜FMは暫定11差「結構やばいな」

J1の最新順位表に注目【写真:徳原隆元】
J1の最新順位表に注目【写真:徳原隆元】

C大阪が福岡に2-0で勝利、浦和を2-1で破った名古屋が降格圏脱出で混沌に

 J1リーグは5月24日に第18節の2試合を行った。セレッソ大阪はホームでアビスパ福岡に2-0で勝利。名古屋グランパスもホームで浦和レッズに2-1で勝利しており、ホームの2チームが勝利する結果となっている。

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 試合前は同勝ち点で並んでいたC大阪と福岡だが、試合終盤の後半39分にFW柴山昌也のゴールで先制すると、後半ATにもFWラファエル・ハットンがダメ押しのゴールを決めて2-0の勝利を収めた。この勝利でC大阪は暫定8位に浮上。一方、シーズン序盤に一時は首位にも立った福岡だが、8戦未勝利(3分け5敗)となり、得失点差も「ー4」となっている。

 名古屋は後半6分にFW渡邊凌磨に先制ゴールを許したものの、後半38分にMF稲垣祥のPKで同点に追いつく。さらにFW永井謙佑が後半ATに勝ち越しゴールを奪って2-1で勝利した。今季、一時は最下位に沈んでいた名古屋だが、ようやくFW陣にも初ゴールが生まれ、勢いの付く結果になりそうだ。一方の浦和はクラブ・ワールドカップに出場することもあり、この試合も中2日の過密日程を強いられた難しい状況だった。

 1試合過消化となっている浦和だが、勝ち点を伸ばすことができずに暫定4位のまま。勝利した名古屋は勝ち点を20まで伸ばして暫定ながら降格圏を脱出して15位に浮上。名古屋とは2試合消化試合が少ないとはいえ、最下位の横浜F・マリノスとの勝ち点差は「12」まで広がっている。

 25日には各地で第18節の残り7試合が行われるが、順位表は大混戦となっている。近い順位の相手と勝ち点差が「3」以上開いていて今節終了時の順位が確定しているのは、首位の鹿島アントラーズ、19位のアルビレックス新潟、20位の横浜FMの3クラブだけ。そのため今節終了時の順位表も、2位から18位までは大きな入れ替わりがありそうだ。

 なお、11試合未勝利で最下位の横浜FMは、首位の鹿島と対戦する。Jリーグ創設から一度もJ2降格がない2クラブの対戦だが、横浜FMは残留圏の17位のFC東京との勝ち点差が11と大きく開いているため、勝って勢いをつけたいところだ。ファンからは「残留争いも混沌としてきた」「どうするマリノス」「結構やばいな」との声が上がっている。

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