紙一重…わずかにオフサイドの“幻弾”「信じられないけど」 助っ人FW落胆、8戦勝ちなしの苦境

ウェリントンがヘディング弾を決めるもオフサイドで取り消しに【写真:柳瀬心祐】
ウェリントンがヘディング弾を決めるもオフサイドで取り消しに【写真:柳瀬心祐】

福岡FWウェリントンのヘディングシュートはネットを揺らすもオフサイド判定

 アビスパ福岡は5月24日、J1リーグ第18節セレッソ大阪戦で0-2の敗戦を喫し、8試合勝ちなしとなった。後半終了間際に完璧な右クロスからFWウェリントンが打点の高いヘディングシュートでネットを揺らしたが、わずかなオフサイド判定。ウェリントンも思わず「信じられないけど仕方がない」と頭を抱えた。

【PR】北中米W杯まであと1年…最強・森保ジャパンの活躍をDAZNで見逃すな!

 紙一重だった。攻撃パターンとしては狙い通りだったが、わずかなオフサイドでゲームの勝敗を分けた。 終盤まで両軍のGKが好セーブを見せてスコアレスの展開。だが、ミスから後半39分に1点リードされ、追う同45分だった。右サイドからDF湯澤聖人がドンピシャクロスを上げると、そこにはウェリントン。持ち味の強いヘディングシュートでネットを揺らしたがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入して、オフサイド判定が言い渡された。

 形としては完璧な得点パターンだっただけに、ウェリントンは「信じられない。けど、判定は仕方がないよ。終盤にかけてチームの勢いがよく点が取れる間近だったというのは感じていた。1度は追いつきましたけど、最後は負けてしまいましたね」と悔しさを露わにした。

 チームはその後にもう1失点。これで8試合勝ちなしとなった。金明輝監督は「我々が攻勢に出られたところもあっだけど、何とも言えないミスで(失点した)。いくつかそういうシーンがあったので予兆はあったと思う。そういうのが我々の隙で、反映してしまったなと思うゲームだった」と落胆。パスミスから奪われた先制点を悔やんでいた

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング