C大阪がリリースで発表

　セレッソ大阪はFW北野颯太が海外移籍を前提にチームを離脱することを発表した。ラストマッチは6月1日にホーム・ヨドコウ桜スタジアムで行われるJ1リーグ第19節清水エスパルス戦になる。移籍先はオーストリア1部ザルツブルクと見られる。日本代表MF南野拓実に続く“出世街道”を辿れるか、20歳FWが大きな挑戦に向かう。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場！

　期待の若手アタッカーが海を渡る。ザルツブルクからゴールデンウィークごろに正式オファーが届き、5月15日にはクラブの野口裕司チーム統括部部長代行が「事実」と認めた。負傷者続出のチーム事情から「難しい」としていたが、「ただ彼の海外移籍という夢もある程度分かってはいる」と背中を押した形だ。

　現在20歳の北野はC大阪アカデミー出身で今季はエースへと成長。開幕5戦で4得点と勢いに乗り、欧州挑戦の夢を実現させた。ザルツブルクはかつて先輩の南野が初めて海外移籍をしたクラブで、オーストリアの強豪。来月のクラブW杯にも出場する。南野もUEFAチャンピオンズリーグ（CL）での活躍からイングランド1部プレミアリーグ・リバプールへの移籍を実現させたように、世界的にも関心度が高いクラブ。過去には宮本恒靖JFA会長や、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドらも在籍した。