J2最新順位が「This is 魔境」 首位失速…13位~降格圏まで4差「少しでも躓いたら」

首位千葉と3連勝の2位大宮が3差に接近、プレーオフ圏内も1節ごと順位変動
J2リーグは第16節が5月18日までに終了。首位のジェフユナイテッド千葉が引き分けで足踏みするなか、2位の大宮アルディージャが3連勝を飾った。4連勝と好調の水戸ホーリーホックも3位に浮上するなど上位は依然として熾烈な争いが続いている。
開幕ダッシュを決めて首位を独走していた千葉だが、4月末のロアッソ熊本戦でのスコアレスドローから3試合連続で勝利を逃すなどやや失速気味に。前節はFC今治に1-0で勝利したものの、今節は3位のベガルタ仙台と0-0で引き分け。首位は維持しているが、2位以下との差は着実に縮まっている。
2位につける大宮は藤枝MYFCと敵地で対戦。FWファビアン・ゴンザレスのゴールで得た1点を守り切って1-0の勝利を収めた。勝ち点を33に伸ばし、千葉との差はついに「3」となった。
熊本を2-1で下した水戸も4連勝と好調。勝ち点29で並ぶ仙台を得失点差で上回り、3位に浮上している。16試合でわずか6失点と堅守を誇る徳島ヴォルティスも愛媛FCとの四国ダービーを制して2連勝。5位まで順位を上げた。
プレーオフ圏内の3位水戸から8位サガン鳥栖まではわずか4差で1節ごとに順位の変動が起きている。また、下位でも13位モンテディオ山形から降格圏の18位レノファ山口までが3差と大混戦だ。
順位表を目にしたファンの間では「団子状態」「少しでも躓いたら一気に順位が変わる」「例年以上に激熱なJ2」「This is 魔境」とさまざまな声が上がっている。
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