浦和ゴール後に8分中断でスタジアム騒然 オフサイド、ハンドで2度確認…FC東京猛抗議も判定変わらず

浦和の同点弾シーンが話題
J1リーグ第17節が5月17日に各地で行われた、埼玉スタジアム2002では浦和レッズとFC東京が対戦した。後半35分に決まった浦和の2点目のゴールをめぐり、大きな混乱が起こった。
FC東京に1-2とリードを許していた浦和は、後半35分に右サイドから攻撃を仕掛ける。クロスに対してDFダニーロ・ホザがヘディングシュート。これがゴール前に流れて、最後はMF松本泰志がゴールに押し込んだ。
このゴールをめぐって、2度のVARチェックが入る。最初のチェックはオフサイドの有無。ダニーロ・ホザ、さらに松本がそれぞれオフサイドの可能性があった。ダニーロ・ホザはゴールネットが揺れたあと、喜びを爆発させており、ボールに触ったようだった。ダニーロ・ホザが触っていたら、松本の位置はオフサイドとなる。しかし、VARはオフサイドなしの判定。
これでゴールが認められて試合再開になるかと思われたが、FC東京のベンチは猛抗議。この抗議が実ったのかは不明だが、今度は松本のハンドの判定のチェックが入る。しかし、これも反則は認められずにゴールが認められた。
オフサイドなしで、松本のハンドもなしという形であれば、松本のゴールになるはずだが、電光掲示板には2点目のゴールはダニーロ・ホザと表記されるなど、現場は混乱したまま浦和は後半AT3分に松本の得点で3-2と逆転し勝利を収めている。
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