降格危機も「続けてやっていく」 泥沼6連敗で最下位低迷…指揮官「チャンスはたくさん作った」

パトリック・キスノーボ監督が京都戦を総括【写真:Getty Images】
パトリック・キスノーボ監督が京都戦を総括【写真:Getty Images】

キスノーボ監督「チャンスという部分ではたくさん作った」

 横浜F・マリノスは5月17日、J1リーグ第17節で京都サンガF.C.と対戦し0-3で敗れた。試合後のフラッシュインタビューに応じたパトリック・キスノーボ監督は「いい部分も自分が(正式に)就任してから一番多い試合だった」と話した。

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 横浜FMは試合序盤から何度も京都に攻め込まれ、ピンチを迎えるも失点を許さず。前半19分にはFWアンデルソン・ロペスが華麗ヒールでネットを揺らすも、わずかに出ておりオフサイドとなった。序盤のピンチをしのいだ後には相手ゴールに迫る場面を増やしていった。

 しかし、前半31分にMF松田天馬の強烈ミドルで失点すると、後半15分にはMF奥川雅也に追加点を献上。同36分には自陣右サイドを崩されて、DF福田心之助に押し込まれた。0-3で敗れるもシュート数は京都と同じ11。ボール支配率も59%で上回ったが、2008年以来となるリーグ6連敗と10戦勝ちなしのクラブワースト記録に並んでしまった。

 キスノーボ監督は試合後のフラッシュインタビューで試合を総括。「このようなタフな相手に対して自分たちのアグレッシブさが欠けてしまえば、やはり相手が上回ってしまいますし、そういう部分での悔しさが残る」とタフな京都に対して自分たちの勢いが欠けてしまったことについて言及した。それでも、「チャンスという部分ではたくさん作ったという風に思っています。いい部分も、自分が(正式に)就任してから一番多い試合だった」と攻撃面では手応えも感じた様子だった。

 そして、「ゴールを決めなければ始まらないので、最後のパスだったりとか、判断であったりとかっていうところは、今一度、最後のところを集中してやる必要があると思いますし、続けてやっていくことだと思います」と、中3日で迎えるヴィッセル神戸戦、25日の鹿島アントラーズ戦に向けて「続けてやっていく」ことを強調した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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