ラモスの退場判定は「議論の余地なし」 クラシコ制したピケが宿敵を一刀両断

バルサ劇的勝利の布石となったレアル主将の一発退場

 レアル・マドリードとバルセロナが激突した現地時間23日の“エル・クラシコ”は、エースFWリオネル・メッシの劇的な決勝点によって、3-2でバルサに軍配が上がった。この試合を大きく決定づけたのは、レアルDFセルヒオ・ラモスの一発退場処分だったが、スペイン紙「AS」はDFジェラール・ピケが「判定は正当だ」と話したと報じている。

 物議を醸している判定は後半32分のこと。センターライン左付近でメッシがドリブルでのカウンターを仕掛けようとした瞬間、セルヒオ・ラモスが足裏を見せたスライディングタックルで止めに行った。この行為が危険だったとして、主審のエルナンデス・エルナンデス氏はレッドカードを提示。レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウは騒然とした。

 この一発退場の判定について、事あるごとにレアルがジャッジで恵まれているとSNS上などで発言するピケに対して、メディアも早速食いついた。試合後のインタビューで訊かれたバルサ不動のCBは、「彼は両足がピッチから離れていたし、ボールにも行っていない。議論の余地はないよね。レアルは“忖度”するレフェリーに慣れていたけど、そうではない主審が担当した時はこう反応するんだ」と話したという。

 

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