ドルトムント参戦、日本人の「激しい獲得レース」 最低33億円要求…背番号10で慰留も

フライブルクの堂安律【写真:Getty Images】
フライブルクの堂安律【写真:Getty Images】

フライブルク堂安律の獲得にドルトムント名乗りと、現地記者がXに投稿した

 ドイツ1部ブンデスリーガのフライブルクで活躍を見せる日本代表MF堂安律について、強豪ボルシア・ドルトムントも獲得に名乗りを上げたという。衛星放送「スカイ・スポーツ」のドイツ版記者フロリアン・プレテンベルグ氏が自身のXでレポートした。

 フライブルクは最終節を残して4位につけ、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に迫っている。堂安はここまで全33試合に出場して9ゴール8アシスト。右サイドから攻撃の中心として活躍してきた。すでにアイントラハト・フランクフルトから獲得に関心を持たれていることが伝えられているが、フライブルクのユリアン・シュスター監督は堂安の慰留のために2012年以降は空き番号となっている「10番」を与えることも辞さないと発言していた。

 そうしたなかでプレテンベルグ氏は、「ドルトムントが堂安の獲得レースに参戦」としたうえで、フランクフルトが来週から交渉を開始する予定であることと、ドルトムントの参戦で「激しい獲得レースになるだろう」と見込みをレポートした。

 また「26歳の日本人ウインガーは移籍の準備ができている。フライブルクは現在、最低でも移籍金2000万ユーロ(約33億円)を要求している。契約は2027年までで、契約解除条項は含まれていない」とも記している。

 フライブルクで3シーズン目を終えようとしている堂安はキャリアハイとも言える活躍を見せている。ここから名門クラブへの移籍となるのか、3位フランクフルト、4位フライブルク、5位ドルトムントが争っているリーグ4位以内に与えられるCL出場権を巡る最終節を終えた時点の順位表も影響するかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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