J2上位vs強豪大学「ジャイキリ楽しみ」 1回戦から激突…天皇杯カード決定「この季節が」

2025年の天皇杯に出場する全クラブが決定(写真はイメージです)【写真:高橋 学】
2025年の天皇杯に出場する全クラブが決定(写真はイメージです)【写真:高橋 学】

昨年の2回戦で町田を破った筑波大学は、現在J2で2位の大宮と1回戦で激突

 第105回の天皇杯に出場する都道府県代表47チームが出揃い、出場全88チームが決定した。5月24日に開幕し、決勝は11月22日に国立競技場で行われる。

 2大会ぶりの出場となる浦和レッズは6月に開幕するFIFAクラブ・ワールドカップに出場する関係で、4回戦(ラウンド16)からの登場となる。J2では昨季15位から17位の水戸ホーリーホック、大分トリニータ、愛媛FC、J3から昇格組のRB大宮アルディージャ、FC今治、カターレ富山の6チームが1回戦から登場。それらを除く残りのJ1、J2チームは全て2回戦からの登場となる。

 王者・ヴィッセル神戸は2回戦で香川県代表のカマタマーレ讃岐と高知県代表の高知ユナイテッドSCの勝者と対戦する。同じ山ではHonda FCが10年連続45回目の静岡県代表となった。神戸に敗れた準優勝だったガンバ大阪は勝ち進むと、4回戦でシードの浦和と激突する。

 天皇杯ならではの注目ポイントとなるのがやはり“ジャイアントキリング”だろう。4年連続で茨城県代表となった筑波大学は現在J2で2位のRB大宮アルディージャと戦うことに。筑波大学は昨季の2回戦でJ1町田ゼルビアを下しており、再びの快進撃に期待がかかる。

 東京都予選決勝では関東大学リーグ2部の法政大学が同1部の明治大学を破って2019年以来の天皇杯出場を決めた。1回戦では群馬県代表のJ3ザスパ群馬と戦い、さらに勝ち進めば2回戦の相手はJ1首位の鹿島アントラーズとなる。

 マチュアシード枠で初出場の東洋大学(大学連盟選出)は宮城県代表の仙台大学と1回戦で激突。勝ったほうがJ1柏レイソルと相まみえる。

 天皇杯の公式Xでトーナメント表が公開されると、ファンからは「ついにこの季節が!」「どんなジャイキリが起きるか楽しみ」「今年はいくつジャイキリ見れるかな」などといった声が上がっていた。

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