まさかの寝そべりパフォも…「覚えてないっす」 鈴木優磨がゴール後の行動に言及「なんかありました?」

鈴木優磨が自身のゴールパフォーマンスについて言及【写真:Noriko NAGANO】
鈴木優磨が自身のゴールパフォーマンスについて言及【写真:Noriko NAGANO】

鈴木優磨が約2か月ぶりのゴール

 鹿島アントラーズは4月29日、J1リーグ第13節で横浜FCと敵地で対戦し、3−0で勝利を収めた。後半22分、FW鈴木優磨はFWチャヴリッチのアシストから今季4点目のゴールを決めた後に、横浜FCのゴール前で寝そべるパフォーマンスを披露した。

 敵地まで駆けつけたサポーターの大声援を背中に受けた後半に、鹿島の猛攻が横浜FCに襲いかかった。後半開始早々にチャヴリッチが自ら得たPKを決めて試合の均衡を破ると、同22分にはロングボールを受けたチャヴリッチのラストパスから鈴木が右足で蹴り込み、リードを広げた。その後はオウンゴールでのダメ押し弾もあり、完封勝利で3連勝となった。

 鈴木はゴールを決めた際、一度はベンチの方に向かって走ったが、すぐに踵を返して横浜FCのゴール前へ。元フランス代表MFミッシェル・プラティニを想起させるような、ピッチでの寝そべりパフォーマンスを披露した。その際にDFンドカ・ボニフェイスに左腕を踏みつけられるアクシデントもあったが、相手を挑発するような行為だっただけにスタジアムには鈴木に対するブーイングが鳴り響いた。

 試合後のミックスゾーンに姿を見せた鈴木には、当然ゴール後のアクションについての質問が向けられたが、本人は「覚えてないっす。なんかありました? 覚えてないっす」とあっけらかんとした様子で答えていた。

 チームはこれで3連敗からの3連勝で首位に浮上。およそ2か月ぶりのゴールで勝利に貢献した背番号40は「自分たちのできていること、できていないことを冷静に分析してそこにチャレンジすること。それらがバランスよく出せて、少しずつ集中してやれている」と語った。過密日程で負傷者も多く、ベストメンバーを組むのが難しい状況だが、修正を重ねて浮上したチームへの手応えを明かしていた。

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