久保建英にバルセロナが関心か 古巣復帰の可能性を現地報道「長年待ち望んでいた選手」

イマノル監督退任でソシエダ久保の去就により注目か
日本代表MF久保建英が、育成年代を過ごした古巣のスペイン名門へ帰還する可能性が浮上していると、スペインの「Carpetas Blaugranas」がレポートしている。
久保は小学生の途中でスペインに渡り、名門バルセロナのアカデミーで育った。バルセロナが国際サッカー連盟(FIFA)から18歳未満の外国人選手獲得・登録違反による制裁措置を受けて公式戦に出場できなくなり帰国。FC東京の下部組織を経てトップ昇格し、19年夏にレアル・マドリードへ移籍する形で再度スペインへ。そこから期限付き移籍なども経ながら、現在はレアル・ソシエダで中心選手としてプレーしている。
その久保について、バルセロナが獲得の有力候補に挙げているとした。ハンジ・フリック監督はソシエダが興味を持つDFエリック・ガルシアを放出する代わりに、「攻守にローテーションが可能なバランスの取れたメンバー構成を作ること」を求め、それを受けたクラブはソシエダから久保とDFホン・アランブルの獲得を狙っているという。
理由の一端は財政的な面にもあり、買取義務のついた期限付き移籍や単純に市場価値を考慮したトレードも選択肢に挙がるという。それもまた、ガルシアに興味を持つソシエダに所属の2選手が獲得候補に挙がる理由のようだ。
久保について「特にその直線的なプレースタイルとサイドで打開する能力から、バルサが長年待ち望んでいた選手だ」とされた。もし加入となれば、2015年3月の帰国以来10年ぶりの古巣復帰ということになるが、イマノル・アルグアシル監督の退任発表もあり久保の去就がこれまで以上に注目されるシーズンオフになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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