日本人が欧州で「英雄になる」 降格圏低迷も…豪快決勝弾に現地喝采「希望を与える」

キールFW町野修斗が2ゴールをマーク
ドイツ1部キールは現地時間4月26日、ブンデスリーガ第31節でボルシアMGと対戦し、4-3と接戦をものにした。キールの日本代表FW町野修斗が2ゴールを決めて勝利に大きく貢献したなか、現地メディアが「キールの英雄になる」と絶賛している。
試合は前半15分、左サイドのコーナーキックから町野が頭で合わせてキールが先制に成功する。その後点の取り合いとなり、後半41分に3-3となる同点弾をボルシアMGに奪われた。
それでもアディショナルタイム1分、町野がCKからのこぼれ球を左足ダイレクトで押し込み、チームは4-3で勝利した。残留争いをするチームにとって大きな1勝となったなか、ドイツ専門誌「キッカー」は「マチノがキールの望みをつなぐ」と見出しを打ち、「マチノがキールの英雄になる。こぼれ球を叩き込み試合を決めた」と称賛している。
また、現地メディア「feverpitch」も「マチノがキールに希望を与える」と見出しを打ち、「ボルシアMGも反撃したが、素晴らしい活躍を見せたマチノを擁したホームチームが、激動の最終局面で最後の決定機を決めてものにした」と言及。残留圏内の15位は現実的に難しいが、入れ替え戦へと回る16位のハイデンハイムとは勝ち点3差であり、残り3試合からも目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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