町野修斗が今季リーグ戦二桁到達 後半ATに劇的幕切れ…板倉滉との日本人対決で圧巻2ゴール

町野がフル出場で2ゴールを決めた
ドイツ1部ホルシュタイン・キールは現地時間4月26日、ブンデスリーガ第31節でボルシアMGと対戦し、4-3で競り勝った。日本代表FW町野修斗とDF板倉滉の日本人対決が実現したなか、町野が2ゴールを決めて勝利に貢献。今季リーグ戦10ゴールと二桁の大台に乗せた。
試合は前半15分、左サイドのコーナーキックから町野がでヘディングで合わせてキールが先制。同23分にキールが追加点を奪って前半を2-0で終えた。
しかし、後半15分に失点すると、同24分に追いつかれて2-2に。同31分にMFアルミン・ギゴヴィッチが勝ち越しゴールを決めるも、ボルシアMGも意地を見せ、途中出場のMFフランク・オノラがゴールを決めて3-3で後半アディショナルタイムを迎えた。
そのなかで後半アディショナルタイム1分、町野が右サイドのCKからこぼれ球を左足ダイレクトで叩きこの試合2点目を決めて4-3に。ブンデスリーガ初挑戦で、今季リーグ戦10ゴール目と、二桁の大台に乗せ、勝利が必要なチームに勝ち点3をもたらす圧巻のパフォーマンス。残留争いに巻き込まれているキールにとって、入れ替え戦の16位浮上の可能性を残す貴重な勝利となった。
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