FC東京が2か月ぶり勝利 試合終盤に圧巻ゴール、無敗・国立でG大阪を退けて降格圏脱出

FC東京が2月26日の名古屋戦以来、2か月ぶりの勝利
J1リーグは4月25日に各地で第12節を行い、国立競技場ではFC東京とガンバ大阪が対戦した。8試合未勝利のFC東京だったが、試合終盤に3ゴールを挙げて3-0で勝利。約2か月ぶりに白星をあげている。
15歳のMF北原槙と38歳のDF長友佑都らが先発に名を連ねたFC東京は、ここまで8勝2分け1敗と相性の良い新国立競技場で流れを変えたいところだった。前半から攻め込みチャンスを作ったFC東京だが、フィニッシュの精度を欠いてゴールを挙げられない。
G大阪は前半22分にFWイッサム・ジェバリがループシュートでゴールネットを揺らす。しかし、VARが介入した結果、DF半田陸がオフサイドと判定されて得点は認められずに、前半はスコアレスで折り返した。
後半に入っても得点は動かない。後半15分には北原が鋭いミドルシュートを放ったがGK一森純がパンチングでボールを枠外へ弾いた。その2分後に北原は交代となり、最年少ゴール記録更新はお預けとなった。
後半36分にFC東京はMF橋本拳人、G大阪は3試合ぶりの出場となったFW宇佐美貴史をピッチに送り出して総力戦となる。引き分けもちらつく後半42分、FC東京は途中出場したFW俵積田晃太が自陣からドリブルを開始すると、そのままエリア内までボールを持ち込んでカットインから右足でシュート。これが決まり、FC東京が先制した。
これで勢いづいたFC東京は、後半45分にもMF高宇洋がミドルシュートをっ決めてリードを広げる。さらに同アディショナルタイム4分には、俵積田のシュートからオウンゴールで3点目。約2か月ぶりの勝利を挙げたFC東京が順位を16位まで上げている。
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