バイエルン監督、レアル戦の誤審連発に怒り心頭 「レフェリーが酷かった。それ以外は完璧」

「ジダンと話をして、彼も同意していた」

 「レアル・マドリードが主審に影響をもたらしたとは思わない。レフェリーが今季過ちを犯しただけだ。私はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリ)の導入には賛同していなかったが、今は必要だと認めなければいけない」

 VARがこの試合で導入されていたら、ビダルの退場も、ロナウドのオフサイド弾も取り消しになっていたかもしれない。そんな気持ちが名将の胸を支配していた。

「こんな形でチャンピオンズリーグ準決勝の進出者が決まってはいけない。試合後にジダン(監督)と話をしたが、彼もレフェリーのネガティブな働きについて同意していた。このレベルでは怒ってはいけない。レフリーがテクノロジーの助力を手にできることを祈る」と温厚なアンチェロッティ監督は語気を強めた。レアルを率いるかつての愛弟子ジネディーヌ・ジダン監督も誤審を認めていたことを明らかにしていた。

 死闘を制してCL二冠に大きく前進したレアルだが、その勝利にはケチがついてしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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