ローマ“移籍”濃厚なセビージャ敏腕SD 21歳新鋭DFを加入半年で引き抜きか

来季のローマSD就任の可能性が高まるモンチ氏

 イタリアの古豪ローマのスポーツディレクターに就任することが極めて濃厚とされる“モンチ”ことラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏が、セビージャ時代に獲得した若手DFをわずか半年で引き抜こうとしているという。スペイン紙「エル・パイス」が報じている。

 その対象は、フランスのアンダー世代から常に代表入りし、現在はフランス・エスポワール(U-23チーム)に選出されているDFクレマン・ラングレだという。21歳の若手DFは、直近の冬の移籍市場でフランスのナンシーからモンチ氏がセビージャに引き抜き、ほぼレギュラーとして11試合に出場している。

 自らが発掘したフランスの才能だが、そのラングレを加入からわずか半年にしてローマに引き抜く計画を立てているという。セビージャ側は、当然のように抵抗を示すことが予想されるとした。

 セビージャにおいてピッチ外の頭脳であったモンチ氏の移籍は、チームにとっては次の移籍市場で子飼いの選手たちの流出という危機に直面することになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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