アジアの憂鬱 日本が強いのか、アジアが弱いのか

バランスのいいポジショニング

イラスト③

図③
 その次の図は日本の選手がボールを触った場所の平均ポジションだ。両サイドバックが高いポジションを取り、センターバックがやや開き、そこの間を長谷部が埋める形でポジションを取っている。岡崎は深い位置を取り、本田も香川も良い距離感のポジションにいる。
 スタート時のフォーメーションの4-3-3に限りなく近いシェープを保っている。こういうフォーメーションなのだから当然だと思うかもしれないが、1試合終えて、それぞれがプレーした位置がスタート時に似ているポジションを取るのはポジショニングを相当意識している、限られたチームしか出来ないことが多い。

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