クロップ監督、香川ら愛弟子の勇敢な戦いぶりに賛辞 古巣の爆破被害に心痛も「必死に戦っていた」

古巣ドルトムントが爆破事故の標的に 「多くの友人がバスに乗っていた」

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が古巣ドルトムントの移動バスを襲った爆破事件に心を痛めている一方、現地時間12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝モナコ戦で2-3と惜しくも敗れたが、日本代表MF香川真司らかつての愛弟子の勇敢な戦いぶりに賛辞を送っている。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 クロップ監督は2008年から15年までドルトムントで指揮を執った。2010-11、11-12シーズンにブンデスリーガを連覇し、日本代表MF香川真司の才能を磨き上げた恩師でもある。

 11日に予定されていたCL準々決勝モナコ戦を前に、宿舎からジグナル・イドゥナ・パルクへ向かう古巣ドルトムントのチームバスが爆破事件の標的となり、香川やスベン・ベンダーら教え子もバス爆破という恐怖に遭遇した。

「私の発言が重要とは思わない。誰もが自分にとっても難しい瞬間だと理解できるだろう。ドルトムントとどれだけチームホテルで過ごしたのか分からないほどだから。(爆発のあった)その通りも正確に知っている。多くの友人がバスに乗っていた。私はメルウッドからの家に戻る途中だったんだ」とクロップ監督は語る。

 

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