アギーレ監督、クロスの精度向上に手応え 「勝ち点を9に伸ばしたい」

八百長報道が高まる中、チームを連勝に導く

 日本代表のハビエル・アギーレ監督が16日のアジアカップ1次リーグ第2戦イラク戦で1-0勝利後、課題のクロスの精度向上に手応えを口にした。

「相手がしっかり守って、攻撃に危険な選手を置いていた。大きな展開のない試合になった。より早い時間に2点目を取れていたら、落ち着いてプレーできたと思うが、簡単ではない」

 前半23分、FW本田圭佑(ACミラン)が初戦パレスチナ戦に続き、2戦連続PKを成功させて先制。しかし、その後、追加点を奪えなかった。

 気温28度、湿度84%まで上昇した消耗戦では、選手のコンディションに細心の注意を払いながら、采配を振るった。後半19分に疲れの見えたベテランMF遠藤保仁(G大阪)、キレの落ちたFW乾貴士(フランクフルト)に代えて、MF清武弘嗣(ハノーバー)と今野泰幸(G大阪)を同時投入。球際の激しさ、攻守の切り替えのスピードなどインテンシティ(強度)を持続させた。

「システムは変えていない。中盤の選手たちがしっかり頑張っていた。少し疲れが出ていたのでリフレッシュさせようと代えた」

 

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