過熱するアルゼンチン代表の後任監督人事 サンパオリは就任希望、シメオネはすでに断りか

バウサ監督を解任したアルゼンチン協会、後任候補として二人に打診か

 アルゼンチン代表のエドガルド・バウサ監督を解任したアルゼンチンサッカー協会(AFA)は、後任探しに動いている。スペイン紙「マルカ」はアトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督には断られたものの、セビージャのホルヘ・サンパオリ監督が今季のリーガ・エスパニョーラ終了後の就任を望んでいると報じた。

 アルゼンチンは現在、ロシア・ワールドカップ南米予選で大陸間プレーオフに回る5位に停滞。また、出場権自体を逃すことになる6位との勝ち点差もわずか「2」で、エースのFWリオネル・メッシが3月23日のチリ戦(1-0)で審判団への侮辱的言動があったとして、4試合の出場停止処分を受けるという危機に陥っている。AFAは予選終盤に向けてバウサ解任という大ナタを振るったが、次期監督はこれから決めるプロセスとなっている。

 AFAが後任候補として挙げているのは、スペインで活躍するシメオネ監督とサンパオリ監督だった。前者はけんもほろろに断った一方で、かつてチリ代表を率いた経験のあるサンパオリ監督は、今シーズン終了後に代表チームを引き継ぐことを希望していると同紙は報じている。

 

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