敵地スペイン紙もレスター岡崎のCL先発予想 アトレチコ監督「大きくスコアが動かない試合に…」

シメオネ監督はヴァーディを警戒 「彼のようなストライカーは本当に好きだ」

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、アトレチコ・マドリード対レスター・シティは現地時間12日に第1戦のキックオフを迎える。日本代表FW岡崎慎司は、クレイグ・シェイクスピア新監督の就任以降レギュラーを奪回したが、対戦相手であるアトレチコの地元紙も岡崎のスタメン出場を予想している

 マドリードに本拠を置く「マルカ」紙、バルセロナを基幹とする「スポルト」紙ともに、レスターは4-4-2のフォーメーションでの戦いを想定。2トップはFWジェイミー・ヴァーディと岡崎の2トップ、中盤両サイドにはリヤド・マフレズとマーク・オルブライトン、中盤センターにはダニー・ドリンクウォーターを配置するなど、昨シーズン奇跡のプレミアリーグ優勝を成し遂げたメンバーで臨んでくることを想定している。

 レスターが決勝トーナメント1回戦でホルヘ・サンパオリ監督率いるセビージャを下したこともあって、現地メディア、そしてアトレチコ自体も全く侮った様子はない模様だ。

 試合前日会見に臨んだディエゴ・シメオネ監督は「両チームが持っている集中力と強度を踏まえれば、大きくスコアが動く試合にならないと予想する」と膠着した展開を予想。その一方で「レスターは一つのモデルとして我々を見ているだろう」と話しつつ、岡崎の名相棒であるヴァーディについて「彼のようなストライカーは本当に好きだ。彼はパワフルで、これまでアトレチコに所属していたストライカーのようだ」と称賛している。

 アトレチコサポーターで埋まるビセンテ・カルデロンで、“ミラクル・レスター”を再現するためには、岡崎とヴァーディの2トップが大きな鍵を握りそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング