レアル主将がグリーズマンに“禁断のラブコール” 「僕のチームには最高の選手がいてほしい」

過熱する宿敵への移籍話 「彼は偉大な選手」とラモスは引き抜きを歓迎

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、宿敵アトレチコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの禁断の引き抜きを後押ししている。スペイン地元紙「マルカ」が報じた。

 マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得に乗り出しているアタッカーの去就問題は、スペインで大きなトピックとなっている。グリーズマンがレアル移籍の可能性を完全否定しなかったために、マドリード・ダービーを戦う宿敵への移籍話も加速している。

 そんななか、ラモスは「様子を見てみよう。将来の補強の話題は、君たちに新聞の一面ネタをプレゼントするだけだから」と前置きしながらも、「彼は偉大な選手だ。それを何年もの間、証明し続けている。マドリードの扉は最高の選手に常に開かれている。僕のチームには最高の選手がいてほしい。彼らが近くでプレーしていようが、僕の叔父と住んでいようがね」と、ラブコールを送っている。

 レアル攻撃陣では、近年のチームの看板と言える存在だった“BBC”に関する不穏な報道も出ている。32歳となったFWクリスティアーノ・ロナウド、故障がちのFWギャレス・ベイル、今季得点力の低下が顕著なFWカリム・ベンゼマらに放出の可能性が浮上。一方、昨季母国で行われた欧州選手権でフランスを準優勝に導き、自らは大会MVPと得点王になったグリーズマンはルックスも抜群で、フロレンティーノ・ペレス会長の推し進めるレアルのブランディング強化にもつながる。“白い巨人”のキャプテンも後押しする禁断の移籍は、実現するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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