アギーレ監督、本田らのコンディションに太鼓判 イラク戦に向け「全員、状態がいい」

「ケイスケはいいフィジカルコンディション」

 日本代表のハビエル・アギーレ監督が真夏のオーストラリアの暑さに苦しんでいるFW本田圭佑(ACミラン)のコンディション調整に太鼓判を押した。

 イラク戦を翌日に控えた15日、ブリスベンで行われた記者会見でアギーレ監督は日本の右ウイングの状態について質問された。

「前回の試合後、本田が“コンディションが上がりきっていない”と言っていた。現在の状態、そしてこれからについてどう見ているか?」

 ブリスベンは初戦のパレスチナ戦の舞台となったニューキャッスルよりも高温多湿。本田ら日本代表はパレスチナ戦のピッチ上で大粒の汗をかいていたが、イラク戦では南半球の真夏の暑さが直撃する可能性がある。

 しかし指揮官は「ケイスケはいいフィジカルコンディションだと思います。90分走ることができたと私は思っています。明日出場したとしても素晴らしいコンディションでプレーしてくれると思います。本日のドクターの報告というのも全員、状態がいいということでした」と初戦でフル出場した本田の状態を高く評価。他の選手のコンディションに関しても、チームドクターから問題なしとされていることを明らかにした。

 指揮官自身はスペイン1部レアル・サラゴサ監督時代の八百長疑惑に関する告発がバレンシア裁判所に受理されるなど、ピッチ外の懸案事項が再び頭をもたげているが、1次リーグにおける大一番に向けたピッチ内の準備は万端であることを強調していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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