アギーレ監督、八百長告発受理についての質問に“回答拒否” 「サッカーの話しかしない」

イラク戦前日会見で再び八百長問題を追求されたアギーレ監督

 日本代表のハビエル・アギーレ監督は15日、アジアカップ1次リーグ2戦目イラク戦(16日)を控えた公式記者会見に出席。スペイン1部レアル・サラゴサ監督時代の八百長疑惑を巡る告発がバレンシアの地方裁判所に受理された問題について質問を受けたが、「サッカーの話しかしない」とコメントを避け続けた。

 会見場は異様な雰囲気だった。告発されたメキシコ人指揮官の表情を捉えようとするカメラマンのフラッシュが間断なくたかれ、マイクを通じた声をかき消すほど。

「みなさん、こんにちは。明日はイラクとの非常に激しい戦いが待っています。非常にいいサッカーをする非常に重要な選手を抱えているチームです。両チームとも勝ち点3並んでいる。明日の勝者が確実にこのグループを突破できるゲームになる。非常に強度の高い試合になると思う」

 アジア杯前々回大会王者との戦いは事実上、1次リーグ突破を決める重要な試合となる。意気揚々とイラク戦への意欲を語ったアギーレ監督は、メディアからスペインで進展を見せた八百長疑惑に関する質問を受けた。

「昨日報道で八百長疑惑の告発が受理された。監督の元に正式な表明があったか? 大会への影響や選手への話はあったのか、教えて下さい」

 

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