「ジャガーがつかみとった!」「歓喜の爪見せた」 ダービー2発の浅野を独紙絶賛

シュツットガルト加入後初の1試合2得点で、カールスルーエに2-0と勝利

 ドイツ2部シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨が、9日の本拠地カールスルーエとのダービーマッチでドイツ移籍後初となるドッペルパック(1試合2ゴール)を挙げ、2-0の勝利に導いた。チームの首位浮上に貢献した日本人アタッカーの大活躍を、ドイツ紙「ビルト」も「歓喜の爪を見せた」と、ジャガーポーズを見せた浅野について大きく報じている。

 シュツットガルトはカールスルーエ戦を迎えるまでの5試合で、4分1敗と勝ち点を積み重ねられていなかった。そんな勝利が欲しい一戦で輝いたのが浅野だった。前半26分に左サイドのMFゲントナーのクロスに対して巧みに抜け出し、頭で押し込んで先制ゴールをゲット。さらに後半16分にも味方のシュートのこぼれ球に詰めて、この日2点目をマークし、チームの全得点を挙げて6試合ぶりの勝ち点3獲得に大きく貢献した。

 浅野の活躍ぶりを同紙も「素晴らしいアサノ、VfB(シュツットガルト)は再び首位へ!」との見出しで称賛。特に1点目のシーンについては「“ジャガー”がつかみとった! ゲントナーのクロスに対して、アサノは相手マーカーの背面を取ってから頭で押し込んで1-0とした。そして歓喜の爪を見せつけた」と、ゴール後にドイツでもお馴染みとなりつつある“ジャガーポーズ”を見せたことにも触れている。

 

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